ニュースリリース

通信インフラ整備事業に関する説明会 開催しました

2020年2月28日

スマート林業の実現に向けた通信インフラ整備事業に関する説明会」を開催しました。当組合が主催し、管内及び隣接の市町村や他の林業事業体にも声をかけ、38名参加いただきました。

 スマート林業の“スマート”には、安全に林業が行える、という意味が含まれており、それは全ての林業従事者を守り、将来的な人材の確保に繋がります。林業活動を行う地域は携帯電話の圏外範囲が多く存在し、事故や災害に遭遇した場合の緊急発信も出来ない地域が存在します。また、一人作業で事故があった場合、自ら緊急発信が出来ない状況では、発見が遅れた場合には命に係わる場合もあります。

 緊急時に携帯圏外でもSOSを発信でき、場所を特定できる通信システムの導入を検討したく、今回の説明会を企画しました。その他にも、森林におけるシカやイノシシ被害の駆除の一環として行われる、檻や罠の作動をシステムにより検知し、農家や林家の見回りに対する人的負担を軽減させることもできます。林業以外のことでも、防災等いろいろな面で利便性を追求できると考えています。将来的には、林業機械の自動走行など可能になる事を期待しています。

 今後も関係機関へあらゆる情報発信を続け、より良い阿蘇地域林業の発展を目指して参りますので、これからもご協力よろしくお願いします。

 

日時 : 令和2年2月25日(火)13時30分から

場所 : 当組合南部支所

内容 : 「里山通信」システムについて(株式会社フォレストシー)

20200228