組合概要

販売・加工・森林整備

販売部門

 山より生産された丸太は、市場での競売(競市)にかけられます。当組合では2ヶ所に共販所を有しており、それぞれ月2回の市を開催しています。木材を欲しい製材所等の方々に競争して頂き、最も高い金額を入れた方が落札者となります。時期に応じて記念市も実施しております。

  4~5月 熊本木材合同市(熊本木材市場)
  7月 桧市(高森共販所)
  11月 小国郷優良材市(南小国共販所、或いは小国町森組共販所)

小国郷優良材市の集荷した材と市の状況

小国郷優良材市の集荷した材と市の状況

 一方で、柱等の用材として利用できない材については、チップ用や火力発電所で石炭に混焼するバイオマス資源等として販売しています。再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始された事により、その価値も上向くと期待されており、今後の販路開拓を含め、利用価値を高める為の取組みを実施します。


加工部門

 木材を利用した1次加工である製材事業、そして2次加工となる加工事業を実施しています。製材した板や柱を生産・販売し、更にそれらを加工して住宅資材、公園施設や土木資材の製品販売、施工までを行っています。

 製材に関しては、「製材品の紹介」に詳しく記載します。
 加工に関しては、「加工品の紹介」に詳しく記載します。


森林整備部門

 森林整備事業は、県有林・市町村有林・林業公社・保安林・森林農地整備センター等、主に公的な機関の森林施業に関する事業、及び補助造林事業の手数料になっています。

 利用事業は、森林の調査や林業専用道の設置、造林補助金取扱に関する事、松喰い虫防除等の事業になります。

 福利厚生事業は、森林国営保険の取扱いになります。

 購買事業としては、当組合では苗木、種駒、林業肥料、薬剤、林業機械、オイル類、刃物類と林業に関係する品物を取りそろえて販売しています。

 金融事業は、現在は、林業・木材産業改善資金の取扱のみとなっております。